2023年9月26日(火)

 出勤中の車内にて大きな希死念慮に襲われる。無になりたい。力が抜ける。さりとて、仕事を辞めればこの気持ちが消えてくれるわけでもない。仕事だけでなく、あらゆることが死への導火線とつながっている。逃げ道はないのだ。大学を出てから今の職場しか知らないが、わたしに合っている仕事だと思う。給与が低いことを除けば、とくに不満もない。働き始めた当初は他人の気分に影響を受けて不安定だったが、切り離して考えられるようになった。

 

 このところ、いつにも増して頭が痛い日が続いている。ふつうの頭痛ならまだ良いが、偏頭痛は五感が過敏になったり、読書するにも文字の焦点が合わなくなったりするのでじっと耐えるしかない。この苦痛はいつか詩にしてやる。

 

 英語の勉強を6か月ぶりに再開した。シルヴィア・プラスの日記や母あての書簡集を読みたい。それに、アン・セクストンという、プラスとともにロバート・ローウェルの創作セミナーに参加し、自殺について語り合った詩人の作品も読みたい。このひとも自殺してしまった。