2023年10月2日(月)

 世間と隔絶し、黙々と趣味に没頭したり創作に励むような暮らしに憧れる。そういえば、小学生のときの口癖は「隠居したい」だった。いやな子どもだ。じっさい、この暮らしを実現するにはどうすれば良いのだろう? 収入よりも、寂しいという感情を処理することが大変な気がしている。エミリ・ディキンスンは白い衣服に身を包みながら、どのように孤独を飲み込んで生活していたのだろう。評伝(のような本)が届いたので、そのうち読んでみる。

 

 カロリン・エムケ『なぜならそれは言葉にできるから』を読み始めた。とくべつな本、とくべつな作家になるのではないかという予感がする。