2023年10月12日(木)

 なにが辛いのかわからない。心が塞ぐ。身体が重くなる。思い当たることは幾つかある。愛犬の具合が夏頃から安定しないこと(想像したくもないがこの子がいなくなったらわたしの人生に価値はなくなる)、良好な関係性を築けていると思っていた患者に不信感を持たれていたこと(心の内なんてほんとうにわからないものだね)、名刺を以前と同じように作ってもらいたかったのに許可なく改変されていたこと(フルネームにではなく下の名前にだけフリガナがふられていた)。あらゆることに傷つく心身を持て余している。鈍くなって繊細さを失うくらいだったら傷つく方が良い、と7、8年前に思ってタフさよりも回復力を志向し続けてきたけれど、それも限界なのかしら。