2023年10月4日(水)

 湖の底に沈んでいるような日が続いていたが、この2日間くらいはそうでもない。呼吸を無意識のうちにできている。なぜ? 気分の落差の要因について、改めて問わなければならない。あしたになったらまた沈んでいるかもしれない。原因と対策。

 朝、通勤途中にある一軒家の敷地内にケンタッキーの袋が供えられていた。すっかり秋めいた気候で、長袖を着れることが嬉しい。代償としての頭痛があったものの、雨が降っていたのもよかった。コンタクトレンズなので顔に水滴が降りかかっても平気だ。心はいつでも傘をさして長靴をはいて蛙とゲコゲコ歌っている。

 昼、オンライン書店で本を三冊買った。買い物をすることはわたしが取れるストレス対処行動のうちのひとつ。コロッケパンとオイコス(ストロベリー味)を食べた。きのうの昼もオイコス(洋ナシ味)を食べたのに、運動することなく眠りに落ちた。果たされなかったタンパク質の目的。今なら飛べる気がする! 仕事中に素で2回笑った。

 夜、エミリ・ディキンスンの詩集が2冊届いていた。わたしにとってシルヴィア・プラスが文学的な母であるならば、エミリは大おばであるなと考えたところで愉快になり好きな作家たちをわたしを中心とした関係性で捉える試みに執心したが、関係性として連想されるのが「母」であるとか「大おば」であるとか、血縁関係だったことに嫌気がさし、飽き、倦み、海を見に行きたい。

 おやすみ、おやすみ。涙が。