2021年4月25日(日)

 世界史の知識を仕入れる必要性を感じ、すこし勉強している。海外文学をより愉しむためであるし、スーザン・ソンタグの飽くなき知識欲に感化されたのもあるし、他にも理由はある。エルンスト・H・ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』……やさしい語り口で良いのだけど、得た知識がページをめくるごとに頭から抜けていく。関心のあることしか覚えられない。仏陀(ゴータマ)、老子ディオゲネスそれぞれの記述でシオランを想起した。そういえば近いうちに『絶望のきわみで』を読みたいのだった。でも読んだら同族嫌悪に陥ってしまいそうな気がしてならない。